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2016年12月29日

あらま!もう年末ですがな!

あらまっ!もう年末ですがなっ!


いやはや.......


まさに光陰矢のごとし。

月日が経つのは早いもんですな........


て、去年も全く同じことを書いているような......


それにしても、
2016年年の瀬の沖縄は異常です。

常夏の島、オキナワといえども、
12月ともなれば、さすがに革ジャンやセーターのお世話になるのですが.........


クリスマス前後も夏日が続いたので、
師走の風情が全くありませんです。

沖縄には酉の市も恵比寿講もありませんから、
長え夏だなんて思ってたら、
秋を通り越して一気に師走に突入です。



いやはや、困ったもんです。




が、しかし、
暖かいに越したことはありません。


環境問題や天変地異について、
チラリと頭をよぎりはしますが、
見て見ぬふりをします。


ま、暖かいに越したことはありゃあせん。


なんというか、こう、暖かくて快適なので、
それを無理に憂いたりせず、
ありのままを受け入れようと思います。




いやぁ、今年の沖縄の冬、
快適っすよ!





ふざけるのもこれくらいにしておきます。



小学生か中学生の頃か忘れましたが、
学校の先生に「お前の口は災いの元!」と褒められたことがあります。
いや、間違えました。怒られたことがあります。


「言って良いことと悪いことがあるが、お前は悪いことと分かっていて口にしているフシがある云々.....」

特大のゲンコツと共に頂いたお言葉、
今も胸に焼き付いております。


今思えば、先生の御慧眼に感服する次第ではありますが。



四弦亭、ベースを弾いている姿のみを見ていれば、
寡黙で大らかに見えるようですが、
本質的には性根が腐りきっております故、
往々にして口を滑らせ、人様にご迷惑をおかけする事が多々。


しかも、質の悪いことに、
その悪癖をどこかで楽しんでいるフシもありまして、
全くもって唾棄すべき、性根の腐った人間であるのです。


数少ない当ブログの読者様の中にも、
四弦亭の人とナリを熟知しているが故、

お、あいつがブログなんぞ書きっ連ね始めやっがたい、
それ、見てろ、すぐに火の手があがるぜ、

なーんて「炎上」を期待している輩が少なからずいらっしゃるとの噂を耳にはさみました。


残念ながら、
そんな事は起こりゃあしやせん。

若干、ご期待にそいたい気持ちも無きにしもあらずですが。

流石のバカでも、世間様の目、耳について、良識、見識くらいは持ち合わせております。


悪しからず。


更新のペースは落ちようとも、
引き続き、御愛顧、御愛読のほどよろしくお願い致します。







さて、
長くなったついでといったらナンですが、
ブログ更新も久しぶりですので、
続けます。




四弦亭、字の如く、本業は楽器弾き、つまり、ベース弾きでして。
主にベースを弾いたり、ベースを弾けるフリしたりして過ごしているワケですが。

大事な商売道具、主にエレクトリックベースギターを使う上で、
大事なようで、案外、大事にされない大事な道具の一つであります、
ストラップについてです。

ストラップというのは、
ご存じの方も多いとは思いますが、
立って演奏することの多いベースギターを、
身体に吊り下げるための帯ですな。


ベースにとって似て非なるものの代表格に、
ギターなる楽器が存在しておりますが。

簡単に言いますと、
ギターのストラップはオシャレ。
もしくはアート、表現の場になりうるくらいオツなものでございますが。

ベースにとってストラップというのは、
のっぴきならない大切なものであります。


如何せん、ベースは重いワケでして。

見ての通り、ギターに比べて若干ベースのほうが大きい造作になっております。
近年は大分軽いベースもあるようですが、大体が4kgないし、5kg前後の重量があります。

ライブの本番なんていうのは、
短くて数十分、長ければ数時間に及びます。

余談ですが、
四弦亭、生涯最長のライブ演奏時間、5時間という記録があります。


ま、リハーサルともなれば、
短くて2時間、長くて6、7時間は続きます。

たとえ5kgに満たないベースだとしても、
連日、長時間、左肩にぶら下げておりますと、
肩こり、腰痛、首痛、恋患いと身体にかかる負担も多大。

こうなるとベース演奏は修行以外の何物でもないのです。

よって、ベース弾きにとってストラップとは非常に大切な道具であるワケです。


話を伺うと、
同業の諸先輩方も、
ストラップへの関心は非常に強いという印象があります。


不肖、四弦亭も長年ストラップには悩み続けていました。
舶来ものの高級革ストラップに散財してみたり。
ネオプレーンなる伸縮性のある素材を使ったストラップを使ってみたり。
幅広で肩当てのあるストラップを使ってみたり。


で、やはり革のストラップが一番具合が良いという結論に達しまして。

具合が良いストラップは、大抵が舶来品。
もしくは特製品。
どれもこれも高級極まりなく、とても酔狂で散財できるような代物ではない。

ま、どうせナンだったら、欲しいストラップを注文して作ってもらっちまおう、と思い至ったのです。


運の良い事に、彼にとっては運の悪いことにかもしれませんが、
後輩のベーシストに革職人がいる。


よし、ヤツを捕まえてこさえてもらおうと。






で、作ってもらいました。







あらま!もう年末ですがな!





「どん」



これは愛用するFender社製のプレシジョンベース用にオーダーしたストラップです。


幅や長さのリクエストはしましたが、
デザインについてはお任せ。

まさかの寄席文字で「どん」。

数奇者の四弦亭を心得ているデザイン、
一発で気に入りました。

背負い心地も良い。
非常に良いストラップ。



このストラップが非常に具合が良かったので、
調子に乗って、次に私が所有するベースの中で二番目に重い、
同じくFender社製、ジャズベース用にも注文。






あらま!もう年末ですがな!





これまた非常に具合が良い。

革製なのに何故か木目調なのですが、
一本目とは全く違う重厚なストラップ。

「どん」ストラップもそうなのですが、
裏地はスエードになっていて防滑対策、さらに某汗対策も施されている逸品。





革職人は、ひでゆきというベーシストでして。
彼は銀天団というバンドのメンバーでもあります。


銀天団は、
ダブという音響処理の手法を生演奏に取り入れた、
近年の沖縄のアンダーグラウンドシーンを代表する、
素晴らしいバンドです。


ベーシストが作る、ベーシストのための革ストラップ。

こちらの想像を斜め前にゆく、ひでゆきの粋に感服しつつも、
実に素晴らしいストラップを手にすることが出来ました。



皆さま、革製ストラップ、革製品のご所望あれば、
是非、ひでゆきをよろしくお願い致します。





不肖、四弦亭ことドン久保田、
2016年は充実した一年でした。

2017年はさらに良い年にすべく、
精進いたします。

引き続き、
御愛顧のほど、
どうぞよろしくお願い致します。




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Posted by donkubota at 04:18│Comments(0)時節柄ベース
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