2014年10月19日
映画、徒然なるままに。
あんまり人に進められるもんじゃぁありやせんが、
以前は幾日か時間ができたりすると、
マラソンビデオ鑑賞なる業をやりたくなりました。
何かってぇと、
レンタルビデオ店で映画を10〜20作ほど借りてきて、
意識が遠のくまでひたすら見続けるっていう業なわけです。
時間を有意義に活用する術なんて、
他にもいくらでもあるってのは重々承知。
悪癖には違いないのですが、
自分でもどうしたものかと、時々、そういうモードになってしまうのです。
映画だったら、
ラブコメ、戦争モノ、ミステリー、アクション、感動大作なんてのをランダムに意識が飛ぶまで見続けるワケです。
時にはシリーズものを一気に観る、一気観の業なんてのも。
例えば、
24時間の出来事を、一時間ごとに全24話ってメリケンの人気ドラマがありましたが、
これ24時間の話しならって、24時間で観ました。
本当は一話分の本編が45分だったので、24時間はかからなかったのですが。
仁義なき戦い、網走番外地シリーズ一気観とか。
ポリスアカデミーシリーズ一気観や、植木等追悼の業、ジャッキー・チェン攻めとか。
マンディンゴ→釣りバカ日誌4→許されざる者→俺たちニュースキャスター→告発の行方→暴走特急→壬生義士伝→ミート・ザ・ペアレンツ....
という流れで観ていたら、
スティーブン・セガールの「暴走特急」辺りで頭の中がおかしくなってきまして。
ミート・ザ・ペアレンツなんてのはロバート・デニーロとベン・ステイラー共演のくっだらないラブコメなのですが、
頭がおかしくなっているせいで、どうでもいい一家団欒のシーンでボロボロ泣けてきたりします。
ワケがわからなくなって、なんかこう、感情が決壊しちゃうんでしょうね。
最近はそこまでまとまった時間が取れなかったり、
年のせいか頑張っても一日3本も観ればクラクラしてきますが。
そんな業とは別に、
なぜか何度も観てしまう映画ってのもあります。
大好きな映画には違いないのですが、世界が認める大傑作ばかりってワケでもない。
でも、やはり傑作ですね。
思いつくままに、僕が何度も繰り返して観てしまう映画を紹介します。
「アンダーグラウンド」
いきなりこれは大名作。僕的、人生における最高傑作かも。
旧ユーゴスラビアの巨匠、エミール・クストリッツァの大叙事詩。
これは凄いです。とにかく、是非、観てください。
「ヒート」
ドンパチシーンだけは世界一信頼できる男、マイケル・マン監督作品。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ共演のノワール映画の傑作。
アメリカの超プロフェッショナル強盗団VSサンフランシスコ市警凄腕警部のドンパチもんです。
菅原文太VS高倉健みたいな。また脇役陣が非常に良いんですよね。
ドンパチ以外のメロドラマなシーンも嫌いじゃない。
銃撃戦以外は不器用なマイケル・マンが頑張って男女の生き様を描いています。
突っ込みどころありまくりだったりするのですが、その不器用さが、歯がゆさが良いんですよ。
「バロン」
モンティ・パイソン出身のテリー・ギリアム監督作品。
テリー・ギリアム作品で一番の駄作とされているのですが、僕はなぜか好きです。
空想と現実がごちゃまぜなワケのわからなさ。
CGが未発達の時代だからこそ活きるテリー・ギリアムの世界観。
名作、「未来世紀ブラジル」や「フィッシャーキング」よりも好きです。
「砂の惑星」
デヴィッド・リンチ作のSF。
後で知ったのですが、「エル・トポ」の鬼才アレハンドロ・ホドルフスキーが企画立案していたのが降板、頓挫。
デヴィッド・リンチがトラに。デヴィッド・リンチは気に入ってないらしいです。
これもCG前夜の傑作SF映画だと思います。
宇宙、超能力、ハルコオネン男爵、時空旅行、変な声の儀式、オームなど奇天烈オンパレード。
でも、凄いですよ。スティング出てるし。
子供の頃に観て、トラウマに近い衝撃を受けました。
「ワイルドバンチ」
バイオレンス映画の神様、サム・ペキンパーの代表作。西部劇。
ウィリアム・ホールデンとアーネスト・ボグナインがメタクソカッコイイんです。
汚いオッサン二人がとにかくカッコイイ。いぶし銀。
この二人をカッコイイと思う女性に出会ったら問答無用に求婚したいですね。
子供の頃にこの映画を観ていたら、全く意味不明だったと思います。
「明日に向かって撃て!」も良いですが、僕はこちらの方が1000倍好きです。
東映ヤクザ映画もそうですが、男の、いや、漢の生き様ですね。
イケメンのポール・ニューマンにはこの味は出せません。
続く。
以前は幾日か時間ができたりすると、
マラソンビデオ鑑賞なる業をやりたくなりました。
何かってぇと、
レンタルビデオ店で映画を10〜20作ほど借りてきて、
意識が遠のくまでひたすら見続けるっていう業なわけです。
時間を有意義に活用する術なんて、
他にもいくらでもあるってのは重々承知。
悪癖には違いないのですが、
自分でもどうしたものかと、時々、そういうモードになってしまうのです。
映画だったら、
ラブコメ、戦争モノ、ミステリー、アクション、感動大作なんてのをランダムに意識が飛ぶまで見続けるワケです。
時にはシリーズものを一気に観る、一気観の業なんてのも。
例えば、
24時間の出来事を、一時間ごとに全24話ってメリケンの人気ドラマがありましたが、
これ24時間の話しならって、24時間で観ました。
本当は一話分の本編が45分だったので、24時間はかからなかったのですが。
仁義なき戦い、網走番外地シリーズ一気観とか。
ポリスアカデミーシリーズ一気観や、植木等追悼の業、ジャッキー・チェン攻めとか。
マンディンゴ→釣りバカ日誌4→許されざる者→俺たちニュースキャスター→告発の行方→暴走特急→壬生義士伝→ミート・ザ・ペアレンツ....
という流れで観ていたら、
スティーブン・セガールの「暴走特急」辺りで頭の中がおかしくなってきまして。
ミート・ザ・ペアレンツなんてのはロバート・デニーロとベン・ステイラー共演のくっだらないラブコメなのですが、
頭がおかしくなっているせいで、どうでもいい一家団欒のシーンでボロボロ泣けてきたりします。
ワケがわからなくなって、なんかこう、感情が決壊しちゃうんでしょうね。
最近はそこまでまとまった時間が取れなかったり、
年のせいか頑張っても一日3本も観ればクラクラしてきますが。
そんな業とは別に、
なぜか何度も観てしまう映画ってのもあります。
大好きな映画には違いないのですが、世界が認める大傑作ばかりってワケでもない。
でも、やはり傑作ですね。
思いつくままに、僕が何度も繰り返して観てしまう映画を紹介します。
「アンダーグラウンド」
いきなりこれは大名作。僕的、人生における最高傑作かも。
旧ユーゴスラビアの巨匠、エミール・クストリッツァの大叙事詩。
これは凄いです。とにかく、是非、観てください。
「ヒート」
ドンパチシーンだけは世界一信頼できる男、マイケル・マン監督作品。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ共演のノワール映画の傑作。
アメリカの超プロフェッショナル強盗団VSサンフランシスコ市警凄腕警部のドンパチもんです。
菅原文太VS高倉健みたいな。また脇役陣が非常に良いんですよね。
ドンパチ以外のメロドラマなシーンも嫌いじゃない。
銃撃戦以外は不器用なマイケル・マンが頑張って男女の生き様を描いています。
突っ込みどころありまくりだったりするのですが、その不器用さが、歯がゆさが良いんですよ。
「バロン」
モンティ・パイソン出身のテリー・ギリアム監督作品。
テリー・ギリアム作品で一番の駄作とされているのですが、僕はなぜか好きです。
空想と現実がごちゃまぜなワケのわからなさ。
CGが未発達の時代だからこそ活きるテリー・ギリアムの世界観。
名作、「未来世紀ブラジル」や「フィッシャーキング」よりも好きです。
「砂の惑星」
デヴィッド・リンチ作のSF。
後で知ったのですが、「エル・トポ」の鬼才アレハンドロ・ホドルフスキーが企画立案していたのが降板、頓挫。
デヴィッド・リンチがトラに。デヴィッド・リンチは気に入ってないらしいです。
これもCG前夜の傑作SF映画だと思います。
宇宙、超能力、ハルコオネン男爵、時空旅行、変な声の儀式、オームなど奇天烈オンパレード。
でも、凄いですよ。スティング出てるし。
子供の頃に観て、トラウマに近い衝撃を受けました。
「ワイルドバンチ」
バイオレンス映画の神様、サム・ペキンパーの代表作。西部劇。
ウィリアム・ホールデンとアーネスト・ボグナインがメタクソカッコイイんです。
汚いオッサン二人がとにかくカッコイイ。いぶし銀。
この二人をカッコイイと思う女性に出会ったら問答無用に求婚したいですね。
子供の頃にこの映画を観ていたら、全く意味不明だったと思います。
「明日に向かって撃て!」も良いですが、僕はこちらの方が1000倍好きです。
東映ヤクザ映画もそうですが、男の、いや、漢の生き様ですね。
イケメンのポール・ニューマンにはこの味は出せません。
続く。
この記事へのコメント
「ミート ザ ペアレンツ」おもしろいよね~
Posted by ちえこ at 2014年10月26日 00:35
ちえこさま
上のような具合でしたから、
ちゃんと見直したい今日この頃でございます。
上のような具合でしたから、
ちゃんと見直したい今日この頃でございます。
Posted by donkubota at 2014年11月09日 02:59