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2015年08月05日

8月になり申した。

先日、ある青年と話していて、
なぜか話題が10代の頃の読書に及びまして。


今思えば、
ロックとバイクとオッパイの事しか考えていなかったくせに、

「10代の頃に読んだ本から受ける影響ってのはバカにならない」

なんて心にも無いことを口走ってしまいました。



すると、

「あ、同感です!僕も中1の頃に読んだダンテの『神曲』から....」


「おめぇはニーチェか!?酒鬼薔薇聖斗か!?」


と、
ついつい叫んでしまった四弦亭、時々、五弦亭です。




いやぁ、しかし、いるもんですね。
中1でダンテなんて。

童貞の頃(推定)に「神曲」読んで思索に耽るなんて、
もし我が子なら、その後の人生と人類の未来を想い、毒殺しときます。


四弦亭なんて、
永井豪の「デビルマン」と桂米朝師匠の「地獄八景亡者戯」ですから。

もちろん、
「マンガで読み解くダンテの神曲」的なのは読みましたが。

特に何か響いたわけでもなく、
思索に耽るといえば、
未だにロック、バイク、オッパイ......


我が阿呆を悔いてはおりません。


まぁ、くだんの青年は非常に健やかに社会生活を全うしているようで、
余計なお世話なのですが。





と、
気が付けば8月です。

夏真っ盛りです。


暑いです。


とは言え、
沖縄は四方を海で囲われている故、
日陰に入れば風が心地よく、
日が沈めば昼の日差しは何処へやら、
夜風の心地よさについつい句など詠みたくなる始末。


それに比べ、
我が故郷、群馬県にある館林市、
8/5の最高気温は39.5℃だったとか。


ドン引きです。


環境に優しく、安価なエアコンの発明と、
自然環境に適応した人間の進化に期待しつつも、
上州を始め、関東一円、内地で暑さと戦う皆々様方の無事を心よりお祈り申し上げます。





夏がくる前は夏に恋い焦がれ、
いざ、夏が来てみたら夏を恨む。


人間なんぞ、勝手なもんでござる。


今はなき立川談志師匠の名言に、

「快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である」

というのがあります。


なるほど、上手く言ったもんだ。
真理ですな。








というわけで観てきました。











「マッドマックス 怒りのデス・ロード」




8月になり申した。




素晴らしかった!


観るべし!


以上。







いやぁ、
映画ってスゲー!って久しぶりに思わせてくれる作品でした。

血肉沸き立つ興奮とでも言うのでしょうか。

なんたって信仰の対象がV8エンジンですからね。


今回、マックス役がメルギブから、トム・ハーディに。

8月になり申した。


トム・ハーディ好きです。
数年前まで繊細そうなハンサムくんて感じだったのが、
名作「ウォーリアー」やバッドマンの悪役ベインを演じた辺りから、
ムキムキの筋肉、じゃなくて、何かこう底暗さを感じる、複雑な表情を持つ役柄を演じるようになりました。


まぁ、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に関しては、
主役はマックスでもインターセプターでもなくて、
シャーリーズ・セロンではないか..........以下、自主規制。



いやぁ、素晴らしかったす。


ハリウッド\(^o^)/オワタとか言われてるワリには、
ここ最近のハリウッド映画、素晴らしいと思います。


近年、クラウドファウンディングなんて話題になっていますが、
ハリウッドの資金集めは随分前から投資の対象になっています。
それがあからさま過ぎて、
これは2時間のCMではないか!?と思ってしまうようなモノも多々ですが、
やはり、21世紀。時代の名匠は育っているのですね。


今年は年末にスター・ウォーズも控えています。

ずばり、
「スターウォーズ フォースの覚醒」。

監督がJ.J.エイブラムスってのがちょっと心配なのですが、
まぁ、ジョージ・ルーカスが監督するよりは......以下自主規制。

ちなみに、ジョージ・ルーカスって元々第一作目しか監督していません。

何はともあれ、
SF映画ファンにとってはオリンピックよりも大事な祭りです。


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Posted by donkubota at 06:39│Comments(0)時節柄生活読書
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