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2015年07月26日

台風、ルーツ、ボビー・マクファーリン。

この週末、沖縄は台風で大荒れのはずでした。




が、
時々雨が降るくらいで、
大して風も強くない。



どうやら奄美大島の方へ大きくそれてしまったようです。



飛行機や船便は軒並み欠航みたいですが。


こんな時もあるんですね。


沖縄は随分静かなタイフーンデイズでした。





最近、運転中は落語ばかり聞いているのですが、
この一週間は珍しく音楽聴いています。



ボビー・マクファーリンの新譜、
(と言っても一昨年の作品だが)
「Spirityouall」が素晴らしくて、
ヘビーローテーションで聴いています。








ボブ・ディランの「I Shall be Released」カバー。








昔から、ボビー・マクファーリンは素晴らしい。

でも、
「Spirityouall」は本当に素晴らしい。

このアルバムでは、
主にアメリカの黒人霊歌やトラディショナルソングを取り上げているのですが、
歌が素晴らしいのは当然、
それ以上に、編曲、演奏、ヴァイブレーションがとにかく素晴らしい。

知人宅で観たライブが、
これまたとんでもなく素晴らしかった。

とにかく愛に溢れています。


オススメです。



このアルバムを聴きながら運転していると、
ついつい、深い思索の旅に出てかけてしまいます。

自分の音楽的なルーツについて考えさせられます。


やはり、音楽にはその音楽家の全てが出てしまいます。

自分のルーツ、アイデンティティといかに向き合うかというところにたどり着くのだと思います。


音楽家は音楽と対峙すればするほど、
自分自身と向き合い、自分自身との禅問答のような業を続けるのではないでしょうか。


それが全てで、良い、悪いではないのですが、
説得力というか、奏でる音楽の強度としてある気がしてなりません。





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Posted by donkubota at 04:56│Comments(0)音楽沖縄
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