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2015年07月23日

夏だ、夏だ、夏なのだ。

夏だ。


夏だ。


暑い夏だ。


原色の水着に、サングラス。
小麦色の肌にはコパトーンの香り。
照りつける太陽に、見つめ合う君と僕。

オリオンビールをがぶ飲みし我を忘れるも良し。
かき氷食べ過ぎてお腹壊すのも良し。

なんだっていいんだ。

だって、夏なんだもん。


ああ、渚のアバンチュールよ。



と、
叫んでみたものの、
夏のレジャー全般、
大抵無縁な四弦亭です。


いやぁ、暑い。


沖縄も暑いが、
本州も暑い。


7月で40℃だなんて、
このままいくと8月には50℃ジャマイカ!?



んなワケはない。


多分。



不肖、四弦亭、
最近は時々、五弦亭ことドン久保田。
音楽における三大得意科目は、
サンバ、レゲエ、ファンクです。


特に、サンバ、レゲエの二科目に関しては、
大嫌い→大好きになったという経緯があります。


というわけで、
ジャナイカ、ジャマイカ、ジャメーカ、
常夏の島の音楽、
REGGAEについて。


REGGAEこと、レゲエミュージックには多大な影響を受けております。
ラスタファリズムへの信仰こそ得てはいませんが、
音楽的には非常に影響を受けました。

レゲエのグルーヴを知った時は、
ソクラテスばりに「ユリーカ!」と叫びました。


レゲエミュージックのリズムって、
一般的には「ユルい」、「チルアウト」なイメージを持たれている方も多いと思います。

これはあくまでも僕の個人的な意見なのですが、
はっきり言って、そんな事は全くありません。

レガエほど、
強力でシステマチックなリズム、グルーヴは無いと思っています。


例えば、
レゲエミュージック語に「ワンドロップ」という重要な言葉があるのですが、
まぁ、超簡単に言うと三拍目に落ちる感じといいましょうか。

これを表現するには、
ベースだけでは難しい。
ドラムだけでも、ギターだけでも。

アンサンブル全体の役割分担を通して「ワンドロップ」するわけです。


詳しい話は、
書くの面倒臭いので、直接聞いて下さい。


とにかく、
レゲエミュージックを演奏するには、
「unite」が必要なのです。
「unite」ってのはズバリ団結って意味ですね。




四弦亭的、レゲエベース必聴音源を紹介します。


注意、なるべく爆音で聴いてください。




先ずは、
Bob Marley and The Wailers 「Concrete Jungle」





偉大なボブ・マーリーについて、説明はしません。
彼の世界デビューアルバム「Catch a Fire」の一曲目。
彼はこの曲で世界に打って出たのですね。

「Concrete Jungle」のベースライン、
四弦亭は世界一ロマンチックなベースラインだと思っています。

このベースを弾いているのは、
ウェイラーズの核、レゲエベースの権化ことアストン・ファミリーマン・バレットではなくて、
スライ&ロビーのレゲエベース大明神、ロビー・シェイクスピアです。




次。

Jimmy Cliff師の「You Can Get It If You Really Want」




ジミー・クリフといえば、
つい先日、沖縄公演がありました。
これを見逃してしまったのは、四弦亭、ここ最近の最大の不覚です。
映画のサントラでもある大名盤「The Harder They Come」に入っている、
大名曲「You Can Get It If You Really Want」。
ジミー・クリフ師の歌声は素晴らしい。
ポンポンと軽快なベースラインに心躍りますね。
「The Harder They Come」も名曲ですが。
この曲で聴けるスタイルは、
ロックステディと呼ばれています。
スカの発展形とでも言いましょうか。
その辺の詳しい話は直接聞いて下さい。



次は、
超好きな曲、
Mr. Cool Rulerこと、Gregory Isaacs師の大名曲「NIgth Nurse」。




まるで水墨画のように、シンプルで研ぎ澄まされたサウンド。
バンドはルーツラディックスという、ダンスホール・レゲエ創世記を支えたバンド。
UKダブ、On-U Soundでフューチャリングされた、名ドラマー、スタイル・スコットの強烈なワンドロップ。
大大大好きなベーシスト、フラバ・ホルトの強烈なベース。
最高。何度聴いてもため息が出ます。




まだまだ紹介したい曲がいっぱいあるのですが、
入門編ということで。



NYはブルックリンでヒップホップ創世記を支え、
現在は某南の島の国立大学の教授になられた、
尊敬するプロデューサー、エンジニアのW氏に言われたことがあります。


「レゲエが弾けるベーシストはどんな音楽でも演奏できる」

と。


まだまだ発展途上ではありますが、
リズム、グルーブを瞬時に理解し演奏し得る解像度、
ワタクシはレゲエミュージックから学んだと言っても過言ではありません。


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Posted by donkubota at 05:57│Comments(0)時節柄音楽ベース
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