2015年06月06日
6月、梅雨、R2
どうもです。
食通がワインを呑みながら、
『ボディがある」なんて言うのを聞く度に、
なぜか笑いを堪えるのが必死だった四弦亭です。
ハッキリ言って、
小馬鹿にしていたのですが。
困ったことに、
最近「ボディがある」って事の意味が少し分かってきてしまいました。
沖縄、
梅雨入りした当初は「ボディの軽い」梅雨でした。
昨日辺りから「ボディの重い」梅雨になりました。
梅雨の「ボディ」は、
客観的な湿度でもなく、温度でもなく、
非常に主観的な不快感、過酷さです。
すみません。
ワインのそれとは全然違いますね。
そんなこんなであっという間に6月です。
突然ですが、
車買いました。
別に大した車じゃないんです。
スバルのR2という、
10年落ちの中古の軽自動車です。
しかも、買うの二回目。
自分以外にとっては、
かなり素っ頓狂な買い物みたいでして。
周囲からは冷笑。
四弦亭、生まれは上州です。
上州といえば、富士重工（スバル）の本拠地です。
上州を出るまでは日本で一番ポピュラーな車はスバルだと思っていました。
（それくらい、上州を走っている車はスバル車が多い）
上州を出てからは日本でもかなりユニークな部類に入る自動車メーカーなんだと知りました。
（他所へ行ってみると、ほとんど走っている姿が見られないので驚愕。いまでこそですが。）
当然、運転免許を取って初めて乗った車はスバルのレガシーでした。
峠で最強の車はスバルのインプレッサだと思っていました。
イニシャルDでタクミの親父（実は最強のドライバーなんじゃないか）が乗っていたのがインプレッサだったから。
まぁ、簡単に言うと、
スバリスト、別名、富士重教徒。
バイク大好きです。
車も好きです。
ただ、
僕の車遍歴はバイクほど華々しくないというか、
あくまでもメインはバイクでした。
主な目的は機材運搬。
スバル車であればウッドベースとアンプとか機材が乗れば何でも良い的な。
途中、三菱に浮気したりもして。
でも、やっぱりスバルだよなぁ。
というので、
密かに車貯金していました。
当時、狙っていたのはモデルチェンジを控えていたインプレッサXV。
新型XVが出た瞬間に試乗しに行って、
それを買う気満々でした。
で、
非常に尊敬する音楽家のセンパイF氏と出会います。
F氏は「てんとう虫」の愛称で有名な名車スバル360に乗っていたという、
ガチもんのスバリスト。
スバル360
そんなF氏が、
「R2買ったんだ」と。
R2というと、スバリストにとっては360の後継車R2です。
R2
さすがパイセン。
と思いきや、
旧車の方じゃなくて現行のR2とのこと。
パイセン、ま、マジっすか！？
と思うもつかの間。
パイセンの話で納得。
その時点で、スバルの軽自動車からの撤退がアナウンスされていて、
360に始まり、R2、REX、畑のポルシェと呼ばれるサンバー、
軽自動車という日本独特の車文化の中核を担っていたスバル最後の車。
まぁ、こんな不人気＆へんてこな車を論じる人はあんまりいないと思うので、阿呆を承知、あえて叫ばしてもらいます。
無駄に高性能なんすよ！
富士重工と言えば、ゼロ戦のエンジンを初め、飛行機を作っていた会社です。
その最強の航空部門を持つ会社の自動車ブランド、「スバル」。
最近こそアイサイトとか、名RV車フォレスターがノーマルで世界一周走破とか、米国で異常に人気があるとか話題になっていますが、
スバルで一番ユニークなのは通称、ボクサーエンジンと呼ばれる、「水平対向エンジン」です。
詳しくはウィキペディアを。
この水平対向エンジンを採用しているのは、
世界で二社だけです。
なんと、スバルとポルシェ。
共通しているのは、
両社とも飛行機のエンジン作ってたってことですね。
20世紀半ばまで、飛行機ってのは技術の粋ですから。
そんな富士重工が、エンジンは当然、シャーシ、駆動系、etc、全てをオリジナルで設計し作り上げた最後の軽自動車がR2だったのです。
スバル以外の軽自動車エンジンは3気筒です。
スバルは4気筒。R2は無駄にツインカム。
スバル車は総じて加速性能が高く、足回りの安定感がハンパない。
小回り効かないけど。そんでもって燃費が悪い。
さすがにR2は軽自動車なので、そこそこ燃費は良いですが。
名車R2の名前を引き継ぎながらも、
デザインのダサさ＆採算取れない等で製造中止になってしまったR2。
調べれば調べるほど、
R2への興味が..........
しかも、
時代に逆行して小さいくせに、
ウッドベース乗るじゃないですか！！
で、買いました。
軽自動車なんて......と思っていましたが、
乗れば乗るほど好きになる。
高速道路なんか、下手な5ナンバーより走る。
エアコンガンガンの坂道でも、
踏み込めばグーンと加速する。
まさかや！
繰り返します。
軽自動車なんて......と思っていましたが、
乗れば乗るほど好きになる。
時を経て、
中古車関係渡世人＆スバル好きの友人から突然の悪魔の電話。
「ドンさん、ヤバいッス。R2の初期型（平成15年式）、走行距離1万キロ以下の新車みたいなやつ。しかも黒を見つけました。今なら引っ張れますよ。」
おめー、オレがこの前までR2乗ってたの知ってるべ。
短い人生でまた同じ車乗るわけねーべ。
とは思わないのが、
富士重教徒。
買う。
インプレッサXV用のリベンジ貯金＆ブラジル武者修行用貯金が消えました。
今のところ後悔はしていません。
食通がワインを呑みながら、
『ボディがある」なんて言うのを聞く度に、
なぜか笑いを堪えるのが必死だった四弦亭です。
ハッキリ言って、
小馬鹿にしていたのですが。
困ったことに、
最近「ボディがある」って事の意味が少し分かってきてしまいました。
沖縄、
梅雨入りした当初は「ボディの軽い」梅雨でした。
昨日辺りから「ボディの重い」梅雨になりました。
梅雨の「ボディ」は、
客観的な湿度でもなく、温度でもなく、
非常に主観的な不快感、過酷さです。
すみません。
ワインのそれとは全然違いますね。
そんなこんなであっという間に6月です。
突然ですが、
車買いました。
別に大した車じゃないんです。
スバルのR2という、
10年落ちの中古の軽自動車です。
しかも、買うの二回目。
自分以外にとっては、
かなり素っ頓狂な買い物みたいでして。
周囲からは冷笑。
四弦亭、生まれは上州です。
上州といえば、富士重工（スバル）の本拠地です。
上州を出るまでは日本で一番ポピュラーな車はスバルだと思っていました。
（それくらい、上州を走っている車はスバル車が多い）
上州を出てからは日本でもかなりユニークな部類に入る自動車メーカーなんだと知りました。
（他所へ行ってみると、ほとんど走っている姿が見られないので驚愕。いまでこそですが。）
当然、運転免許を取って初めて乗った車はスバルのレガシーでした。
峠で最強の車はスバルのインプレッサだと思っていました。
イニシャルDでタクミの親父（実は最強のドライバーなんじゃないか）が乗っていたのがインプレッサだったから。
まぁ、簡単に言うと、
スバリスト、別名、富士重教徒。
バイク大好きです。
車も好きです。
ただ、
僕の車遍歴はバイクほど華々しくないというか、
あくまでもメインはバイクでした。
主な目的は機材運搬。
スバル車であればウッドベースとアンプとか機材が乗れば何でも良い的な。
途中、三菱に浮気したりもして。
でも、やっぱりスバルだよなぁ。
というので、
密かに車貯金していました。
当時、狙っていたのはモデルチェンジを控えていたインプレッサXV。
新型XVが出た瞬間に試乗しに行って、
それを買う気満々でした。
で、
非常に尊敬する音楽家のセンパイF氏と出会います。
F氏は「てんとう虫」の愛称で有名な名車スバル360に乗っていたという、
ガチもんのスバリスト。
スバル360
そんなF氏が、
「R2買ったんだ」と。
R2というと、スバリストにとっては360の後継車R2です。
R2
さすがパイセン。
と思いきや、
旧車の方じゃなくて現行のR2とのこと。
パイセン、ま、マジっすか！？
と思うもつかの間。
パイセンの話で納得。
その時点で、スバルの軽自動車からの撤退がアナウンスされていて、
360に始まり、R2、REX、畑のポルシェと呼ばれるサンバー、
軽自動車という日本独特の車文化の中核を担っていたスバル最後の車。
まぁ、こんな不人気＆へんてこな車を論じる人はあんまりいないと思うので、阿呆を承知、あえて叫ばしてもらいます。
無駄に高性能なんすよ！
富士重工と言えば、ゼロ戦のエンジンを初め、飛行機を作っていた会社です。
その最強の航空部門を持つ会社の自動車ブランド、「スバル」。
最近こそアイサイトとか、名RV車フォレスターがノーマルで世界一周走破とか、米国で異常に人気があるとか話題になっていますが、
スバルで一番ユニークなのは通称、ボクサーエンジンと呼ばれる、「水平対向エンジン」です。
詳しくはウィキペディアを。
この水平対向エンジンを採用しているのは、
世界で二社だけです。
なんと、スバルとポルシェ。
共通しているのは、
両社とも飛行機のエンジン作ってたってことですね。
20世紀半ばまで、飛行機ってのは技術の粋ですから。
そんな富士重工が、エンジンは当然、シャーシ、駆動系、etc、全てをオリジナルで設計し作り上げた最後の軽自動車がR2だったのです。
スバル以外の軽自動車エンジンは3気筒です。
スバルは4気筒。R2は無駄にツインカム。
スバル車は総じて加速性能が高く、足回りの安定感がハンパない。
小回り効かないけど。そんでもって燃費が悪い。
さすがにR2は軽自動車なので、そこそこ燃費は良いですが。
名車R2の名前を引き継ぎながらも、
デザインのダサさ＆採算取れない等で製造中止になってしまったR2。
調べれば調べるほど、
R2への興味が..........
しかも、
時代に逆行して小さいくせに、
ウッドベース乗るじゃないですか！！
で、買いました。
軽自動車なんて......と思っていましたが、
乗れば乗るほど好きになる。
高速道路なんか、下手な5ナンバーより走る。
エアコンガンガンの坂道でも、
踏み込めばグーンと加速する。
まさかや！
繰り返します。
軽自動車なんて......と思っていましたが、
乗れば乗るほど好きになる。
時を経て、
中古車関係渡世人＆スバル好きの友人から突然の悪魔の電話。
「ドンさん、ヤバいッス。R2の初期型（平成15年式）、走行距離1万キロ以下の新車みたいなやつ。しかも黒を見つけました。今なら引っ張れますよ。」
おめー、オレがこの前までR2乗ってたの知ってるべ。
短い人生でまた同じ車乗るわけねーべ。
とは思わないのが、
富士重教徒。
買う。
インプレッサXV用のリベンジ貯金＆ブラジル武者修行用貯金が消えました。
今のところ後悔はしていません。
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